※数値は2019~2024年の患者様のご報告より
当院で不妊治療を受けられた患者様から寄せられた
お喜びの声を一部ご紹介いたします。
現在では約4.4組に1組の割合で不妊症と言われています。
不妊症で悩む夫婦が増えている理由としてはライフスタイルの変化による晩婚化が原因としてあり、年齢が上がれば自然妊娠しにくくなってしまいます。
その理由が卵子の質の低下となります。
卵子の質は年齢とともに低下するのは自然なことではありますが、現代では若い世代においても卵子の質の低下による不妊症が増えてきています。
原因不明の不妊症、採卵がうまくできない、受精卵が育たない・・・このような場合は卵子の質が低下している可能性が高くなります。
そして、この卵子の質の低下は体の健康と直結しているため、薬での治療ではなかなか難しくなります。
病院での不妊治療といえばホルモン剤を投与し症状を改善させるため体にはかなりの負担がかかっています。
ストレスによる自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れ、飲酒、喫煙、運動不足などが原因となるため、まずは生活習慣を整えるようにしましょう。
不妊治療を続ける中でなかなか結果が出ず悩んでいる方も多いかと思います。
当院は不妊症治療に力を入れている鍼灸院になり、これまでにも多くの不妊でお悩みの方が来院されております。
2019年~2024年までの5年間で不妊症と妊活でお越しになった324名に対して鍼灸治療を行った成績は以下のようになります。
・妊娠率:63%(204/324)
・自然妊娠:53%(108/204)
・1回目の胚移植での陽性率:68%(66/96)
・採卵前~1回目の胚移植による陽性率:75%(63/84)
※妊娠率には途中で治療をやめた方も含まれます。
年齢層としましては30代の方が多くなりますが、40代で自然妊娠される方もいらっしゃいます。
また、体外受精や顕微授精においても鍼灸を併用することで高い陽性率となっておりますので、不妊症でお悩みの方はまずはご相談ください。
妊娠するためにはまずは体が健康で元気な状態でなければいけません。
病院での治療は体に非常に負担をかけてしまいますが、鍼灸治療は体を元気にさせていくことで治癒力を高め、より妊娠しやすい体へと体質改善させていきます。
当院の鍼灸治療は東洋医学の観点から個々の不妊症の原因となっている体質を見極めて治療を行う真のオーダメイド治療になります。
あくまでも東洋医学の観点から考えていくため、不妊症に効くツボ、排卵障害に効くツボ、ホルモンバランスを整えるツボなどに鍼を刺すのではなく、 体全体の状態を診て鍼灸治療を行っていくため、不妊症とは関係なさそうな肩こりや腰痛、めまい、アトピーなどの体の不調も改善させていきます。
鍼灸では自律神経の乱れを整え、冷えやホルモンバランスを改善することで、卵子の質の向上をサポートします。骨盤内の血流が促進されることで 卵巣の働きが活発になり、健康な卵子が育ちやすい環境が整います。
また、卵子の質の改善には約半年ほどの時間を要しますが、その理由が1つの原子卵胞が成熟して卵子として排卵されるまでに約6ヶ月の期間がかかります。
当院では約4カ月ほどで卵子の質の改善ができ採卵数が増えたり、凍結胚が増えた方もいらっしゃいます。
そのため、卵子の質の改善には鍼灸治療では4ヶ月~半年ほど継続する必要があります。
子宮内は受精卵が育つ場所になるため、子宮内膜の状態も重要になります。
鍼灸治療を行うことで骨盤内の血流が良くなることで子宮内膜を厚くなり、受精卵が着床しやすい環境を作ります。
自然妊娠はもちろんですが、体外受精による胚移植の際にも同じことが言えます。
そのため、体外受精や顕微授精のために少しでも子宮内膜の状態を良くしておきたいという方にも鍼灸治療はおすすめとなります。
世界中で研究されておりますが、胚移植前に鍼灸治療を行うことで着床率が上がるというデータも出ております。
不妊や妊活のための鍼灸治療は女性が受けるものというイメージがついてしまっていますが、本来は夫婦2人で取り組むものです。
男性も加齢をはじめ仕事による精神的ストレス、肉体労働などが原因で精子に影響が出ていることも多々あります。
精子に影響があれば妊娠だけではなく、体外受精や顕微授精をする際の受精卵の成長にも影響が出てくることになります。
そのため、不妊治療や妊活は夫婦二人で取り組むのが理想となります。
当院では夫婦2人で鍼灸治療を受けることが可能となっております。
男性側も体調を整えることでより妊娠する確率が高くなります。
男性1人では何となく通いづらいという方は夫婦でお越しいただくことも可能となっているので、不妊治療や妊活のために鍼灸で体調を整えたい方はご相談ください。
※初回に関しては同時に行うことはできません。
不妊の原因がわかっている方はもちろん、原因不明の不妊症、妊活中の方にとっても東洋医学による別の視点からアプローチすることで身体の調子を整えることにより妊娠しやすい身体作りをサポートします。
また自宅でお灸を行いたい方にはツボの場所をお伝えいたします。
鍼灸治療はたくさんの鍼を身体に刺すイメージありますが、当院では平均2~3本で治療を行っているため、鍼が苦手という方でも受けやすくなっております。
鍼の本数が多い方が効果がありそうと感じてしまうかもしれませんが、少ない鍼でもしっかりと効果を出すために一人ひとりの体質を見極めていきます。
1回の治療費は4,500円となります。※初回は別途初診料が必要となります。
また、当院では回数券の販売は行っておりません。
鍼灸治療は医療費控除の対象となるため、領収証をお渡ししておりますのでなくさないように保管をお願いいたします。※再発行は行っておりません。
東洋医学の観点から考えると不妊症体質も様々になり、しっかりと見極めることが大切であり、効果のあるツボも個人によって異なってきます。以下が代表的なものとなりますが、これら以外も考えられますし、複数の原因が重なることもあります。
不妊治療の専門病院と鍼灸の平行治療は問題なく行うことが可能となります。
特に体外受精や顕微授精を行う方は胚移植前から鍼灸治療を行うことで着床率が高くなるというデータがあります。
また、採卵が上手くいかなかったり、卵子の質が悪い場合も4ヵ月~半年ほど鍼灸治療を行うことで良質な卵子が取れるようになります。
しかし、 病院での治療を長期にわたって行なうと身体にはとても負担がかかってしまうため、中には病院に通うこと自体がストレスになっている方もいらっしゃいます。
そのため、このような場合は可能であればいったん病院での治療をお休みすることを提案しております。
心身ともにより良い状態で不妊治療に挑めるように、まずは鍼灸治療で1度身体の状態をリセットし、体調の底上げをしてから再度病院での治療を開始するという選択肢もお考え下さい。
2017年に結婚し、すぐに子供のことを考えていたが、なかなかできないために1年ほど前に婦人科を受診すると子宮内膜の厚さが月経周期13日目で5ミリしかないことが判明。
ルトラール、プロノバール、HMG-HCG注射を使用しながらタイミング法にて治療を開始するとともに、スポーツジムに通い運動するよう心掛ける。
薬や運動の結果、子宮内膜の厚さは8ミリまでは厚くなるが、なかなか自然妊娠できないため半年前から人工授精に切り替える。
基礎体温は3月ごろまでは2層にも別れており、高温期もそれなりに維持はできていたが、コロナが流行りだし、ジムにいけなくなってから乱れが出てきた。
運動ができなくなると子宮内膜の厚さが以前の5ミリに戻ってしまい、また基礎体温も乱れるようになってきた。
現在までに人工授精は6回行っている。
そのた、汗をかきやすく食事中でも頭に汗をかいてしまう、のぼせやすい、生理前に胃痛が起きる、寝汗、冷え性、シャワーでも夏場であると汗が止まりにくいなど
【弁証:肝腎陰虚証】
週1回のペースで治療を開始し、6診目を終えた時点で子宮内膜の厚さが10ミリまで改善する。
その後、1度だけ人工授精をするも陰性。
また、「卵胞が26~30ミリ以上に育っているにも関わらず排卵が起きない」というため、改めて検査をする必要性と体外受精にステップアップを考えているということで転院を勧める。
転院先の病院で検査をすると多嚢胞性卵巣症候群であることが判明。
10月より体外受精に向けての採卵の準備を始め、11月に採卵を行うが子宮内膜の厚さも15ミリと十分すぎる厚さあり。
2月に凍結胚した胚盤胞を移植し、陽性判定が出る。
2021年6月来院。
2年前に子供を授かり、出産している。
1人目の時もなかなか自然妊娠できなかったため、タイミング法から人工授精までステップアップし授かることができた。
昨年末から2人目を考え始めたが、今回もなかなか自然妊娠できないため、念のため婦人科を受診し一通り検査を受けるが、特に原因は見つからなかった。
今回は4月までにすでに人工授精を4回行っているが授かることができておらず、以降は病院は受診していない。
【自覚症状】
肩こり、手足の冷え、生理痛が時々あり、生理前のイライラ、胸の張り、仕事上のストレス
気色診(顔色):肝胆、膀胱白抜け
腹診:全体的に虚軟、左大巨虚
脈診:中位で弦滑脈
舌診:淡紅色で色褪せ、白苔あり
【弁証】:脾虚湿盛、肝血虚証による不妊
治療は足三里、三陰交、太衝を使用し、週1回のペースで行っていく。
治療後から足の冷えが気にならなくなる。
生理予定日が7/16だったが、生理が来ずに高温期を維持しているため、病院を受診すると自然妊娠していることが発覚。
7月26日で治療は終了。
当院は完全予約制です。
施術中、問診中は電話に出られない場合がございます。時間をおいてからおかけ直し頂くか、お問わせフォームまたはLINEにてお願いいたします。
婦人科系疾患
不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順・冷え性・子宮内膜症など
神経系疾患
うつ病・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠症・神経痛・神経麻痺など
皮膚科系疾患
アトピー性皮膚炎・ニキビ・円形脱毛症・湿疹など
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・肩こり・五十肩・腰痛・坐骨神経痛・腱鞘炎・頸肩腕症候群・捻挫など
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧・動悸・息切れなど
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪など
消化器系疾患
食欲不振・胃痛・慢性胃炎・潰瘍性大腸炎・逆流性食道炎など
眼科系疾患
眼精疲労・緑内障・仮性近視・結膜炎・かすみ眼・飛蚊症など
代謝・内分泌系
疾患
バセドウ病・糖尿病・痛風・貧血など
耳鼻咽喉科系
疾患
中耳炎・耳鳴り・難聴・花粉症・アレルギー性鼻炎・メニエール病など
泌尿器・
生殖器系疾患
膀胱炎・過活動膀胱・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大症など