※数値は2018~2022年の患者様のご報告より
当院で不妊治療を受けられた患者様から寄せられた
お喜びの声を一部ご紹介いたします。
当院は不妊治療に力を入れている鍼灸院になり、不妊でお悩みの方が多く来院されております。
現在6組に1組の割合で悩まれている不妊症ですが、現在の不妊症の定義は「避妊をしていないが1年以上経過しても妊娠できない状態」となります。
当院に来院される方は原因不明の不妊をはじめ、2人目がなかなかできない、PCOS(多嚢胞卵巣症候群)、黄体機能不全などが原因で不妊症となっている方が多く来院されます。
鍼灸治療は副作用なく妊娠しやすい体へと変化させていきますが、鍼灸治療を希望されるケースとしてはホルモン剤を使用したくない方、できるだけ自然な形での妊娠を希望される方、体外受精などに向けての体調の底上げなど様々です。
当院では現在タイミングを取っている方、人工授精、体外受精、顕微受精と、どのステージの方にもしっかりと対応させていただきます。
また、鍼灸で妊活をお考えの方もご相談ください。
妊娠するためにはまずは体が健康で元気な状態でなければいけません。
病院での治療は体に非常に負担をかけてしまいますが、鍼灸治療は体を元気にさせていくことで治癒力を高め、より妊娠しやすい体へと体質改善させていきます。
当院の鍼灸治療は東洋医学の観点から個々の不妊症の原因となっている体質を見極めて治療を行う真のオーダメイド治療になります。
あくまでも東洋医学の観点から考えていくため、不妊症に効くツボ、排卵障害に効くツボ、ホルモンバランスを整えるツボなどに鍼を刺すのではなく、 体全体の状態を診て鍼灸治療を行っていくため、不妊症とは関係なさそうな肩こりや腰痛、めまい、アトピーなどの体の不調も改善させていきます。
体外受精や顕微授精を行っている方に対して鍼灸治療ができることは卵子の質の改善や着床率を高めることになります。
採卵に向けて鍼灸治療を行う場合は3~6か月ほどかけて体質改善していき、質の良い卵子が育つようにします。
なぜ、これだけの期間が必要かというと1つの原始卵胞が成熟し、排卵するまでの期間が約6か月となるためです。
すでに採卵を終えている方の場合は胚移植に向けて体調を整えるとともに、子宮内の血流を改善するための鍼灸治療を行っていき、着床しやすい子宮環境にしていきます。
世界中で研究されておりますが、胚移植前に鍼灸治療を行うことで着床率が上がるというデータも出ております。
東洋医学の観点から考えると不妊症体質も様々になり、しっかりと見極めることが大切であり、効果のあるツボも個人によって異なってきます。以下が代表的なものとなりますが、これら以外も考えられますし、複数の原因が重なることもあります。
当院での不妊症に対しての鍼灸施術のの症例を一部ご紹介いたします。
※改善までの期間や効果には個人差があります。
2017年に結婚し、すぐに子供のことを考えていたが、なかなかできないために1年ほど前に婦人科を受診すると子宮内膜の厚さが月経周期13日目で5ミリしかないことが判明。
ルトラール、プロノバール、HMG-HCG注射を使用しながらタイミング法にて治療を開始するとともに、スポーツジムに通い運動するよう心掛ける。
薬や運動の結果、子宮内膜の厚さは8ミリまでは厚くなるが、なかなか自然妊娠できないため半年前から人工授精に切り替える。
基礎体温は3月ごろまでは2層にも別れており、高温期もそれなりに維持はできていたが、コロナが流行りだし、ジムにいけなくなってから乱れが出てきた。
運動ができなくなると子宮内膜の厚さが以前の5ミリに戻ってしまい、また基礎体温も乱れるようになってきた。
現在までに人工授精は6回行っている。
そのた、汗をかきやすく食事中でも頭に汗をかいてしまう、のぼせやすい、生理前に胃痛が起きる、寝汗、冷え性、シャワーでも夏場であると汗が止まりにくいなど
【弁証:肝腎陰虚証】
週1回のペースで治療を開始し、6診目を終えた時点で子宮内膜の厚さが10ミリまで改善する。
その後、1度だけ人工授精をするも陰性。
また、「卵胞が26~30ミリ以上に育っているにも関わらず排卵が起きない」というため、改めて検査をする必要性と体外受精にステップアップを考えているということで転院を勧める。
転院先の病院で検査をすると多嚢胞性卵巣症候群であることが判明。
10月より体外受精に向けての採卵の準備を始め、11月に採卵を行うが子宮内膜の厚さも15ミリと十分すぎる厚さあり。
2月に凍結胚した胚盤胞を移植し、陽性判定が出る。
不妊症の方の中には薬を使用したくないという方もいれば、病院で人工授精や体外受精、顕微授精をすでに行なっている方もいらっしゃいます。
基本的には病院と鍼灸治療の平行治療は問題ありませんし、鍼灸治療を行うことで体外、顕微授精の着床率が高くなるというデータがあります。
しかし、 病院での治療を長期にわたって行なうと身体にはとても負担がかかってしまい、 病院に通うこと自体がストレスになったりと身体的以外にも精神的なストレスが加わることになるため、このような場合は可能であればいったん病院での治療をお休みすることを提案しております。
心身ともにより良い状態で挑めるように、まずは鍼灸治療で1度身体の状態をリセットし、体調の底上げをしてから再度病院での治療を開始するという選択肢もお考え下さい。
当院は完全予約制です。
施術中、問診中は電話に出られない場合がございます。時間をおいてからおかけ直し頂くか、お問わせフォームまたはLINEにてお願いいたします。
婦人科系疾患
不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順・冷え性・子宮内膜症など
神経系疾患
うつ病・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠症・神経痛・神経麻痺など
皮膚科系疾患
アトピー性皮膚炎・ニキビ・円形脱毛症・湿疹など
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・肩こり・五十肩・腰痛・坐骨神経痛・腱鞘炎・頸肩腕症候群・捻挫など
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧・動悸・息切れなど
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪など
消化器系疾患
食欲不振・胃痛・慢性胃炎・潰瘍性大腸炎・逆流性食道炎など
眼科系疾患
眼精疲労・緑内障・仮性近視・結膜炎・かすみ眼・飛蚊症など
代謝・内分泌系
疾患
バセドウ病・糖尿病・痛風・貧血など
耳鼻咽喉科系
疾患
中耳炎・耳鳴り・難聴・花粉症・アレルギー性鼻炎・メニエール病など
泌尿器・
生殖器系疾患
膀胱炎・過活動膀胱・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大症など