花粉症でお困りの方へ。
花粉症の方の多くは治療という治療を受けることなく、毎年シーズンに入ると薬での対処療法に頼っている方が多いですが、もし完治できる可能性がある治療法があるとしたらどうしますか?
本記事では花粉症が完治できる可能性を秘めた減感作療法という治療法の効果などについて解説しております。
2014年ごろから開始された花粉症の新しい治療である減感作療法をご存じでしょうか?
知っていたり、聞いたことがある、気になってるという方が気になるのが効果について非常に気になると思いますが、減感作療法による花粉症治療の効果は以下のようになります。
この治療法は花粉症をはじめとしたアレルギー疾患を根治することができる可能性がある治療法とされています。
そのため、花粉症だけではなく食物アレルギーの治療に用いられることもあります。
有効率は約80%と言われています。
どんな治療法にも言えることではありますが、減感作療法はアレルギー疾患を根治できる可能性がありますが、やはりすべての方に効果が出るとは限りません。
有効率は80%となっていますが、実際に完治できる方は10~20%しかいないとも言われています。
受けるかどうか悩んでいる方にとっては効果が出るかどうか分からないんじゃ・・・という気持ちになると思いますが、これが現実ではあります。
また、効果が出るかどうかを左右する要素としては根気も関わってきます。
減感作療法で花粉症を改善するためには治療期間は数年必要とされ、約3~5年は治療を継続する必要があります。
そのため、この治療法を選択する場合にはかなりの根気が必要となるため、途中で諦めてしまったがために効果が出ないということも考えられることになります。
減感作療法の治療法や気になる費用などについては以下のようになります。
花粉症だけではなく、減感作療法でアレルギー疾患を治療する場合は微量のアレルゲンを毎日体に入れていくことで体に慣れさせて、アレルギー反応が起きない体にしていくという方法です。
治療のやり方としては2通りあります。
注射による方法は注射を打つために頻繁に通院しなければいけないことと、注射が苦手な人にとっては苦痛となってしまいます。
そのため、現在は舌下にアレルゲンのエキスを直接投与、またはエキスを染み込ませたパンなどを使って行います。
舌下による治療法のメリットは自宅で簡単に行うことができるため、それほど通院しなくても良い点になります。
この治療法を行うにあたっては効果も気になりますが、費用の面も気になるところです。
減感作療法による治療は保険適用となるため、ひと月にかかる費用としては3,000~4,000円前後とされています。
気になる方はかかりつけの病院で一度費用の方を確認していただいた方が確実ではないかと思います。
減感作療法は花粉症をはじめとしたアレルギー疾患を完治できる可能性を秘めていますが、リスクが0というわけではありません。
花粉症の治療ではここまで起きることはないと思いますが、体にアレルゲンを微量ではあるが投与することになるため、急激なアレルギー症状である「アナフィラキシーショック」が起きてしまうリスクも秘めています。
そのため、もしアナフィラキシーショックが起きてしまった場合はすぐに病院へ行くか、アドレナリンの自己注射で有名な「エピペン」の使い方をしっかりと自分を含めて、家族で勉強しておく必要があります。
また、こういったリスクが伴うため、一人では行わない方が良いと思います。
※花粉症でアナフィラキシーが起きる可能性は低いですが、食物アレルギーの場合は十分注意が必要となります。
減感作療法による花粉症の治療効果はすべての方ではありませんが、完治させることができる可能性がある治療法になります。
ただし、年単位での治療が必要となるため、かなり根気が必要ですし、どこの病院でも受けられるわけではありません。
また、アナフィラキシーショックというリスクも秘めているため、十分注意しながら治療をする必要もあります。
本気で花粉症を直したいと考えている方は一度かかりつけの病院で相談してみて下さい。
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