こんにちは。
蓬祥鍼灸院の長谷川です。
本日は当院でも患者数が多い円形脱毛症についてのお話です。
円形脱毛症の患者さんの数が多く、色々な方の体を診てきてある「共通点」があることに気がついたので、この共通点についてのお話になります。
円形脱毛症といえばまずはストレスが原因でなることが多い病気ですが、真の原因は分かっておりせん。
ストレス意外では自己免疫疾患や甲状腺ホルモンの不足、アトピー体質などが原因で起きてきます。
最も多く見られるのが学業、受験、家庭環境、仕事などのストレスで発症する方が多いのですが、やはり体の反応を見ていくとストレスの反応点にもなるツボにしっかりと反応が出ています。
しかし、円形脱毛症の方にはこれ以外にも反応が出ていることに気がつきました。
その反応というのが「太谿(たいけい)」や「照海」、「腎兪(じんゆ)」などの東洋医学では「腎」と関係のあるツボに弱りが見られます。
ツボが弱るというのはどういうことかというと押して痛みがあるのではなく、ツボが凹んでいたり、穴が空いているような状態になります。
このようなツボの反応がある場合は東洋医学では腎虚と言う状態になります。
腎虚とは一言で言えば体が老化しているような状態になります。
また、東洋医学では腎は髪の毛と関係がある臓器になります。
人は生まれた時は髪の毛が薄く、成長するにつれて髪の量が増えていき、歳を取ると髪が薄くなりますが、これは腎気が関係してきます。
元々腎が弱い、過労、過度の性行為、過去の大病などが原因で腎が弱っているところに過度のストレスが加わることで円形脱毛症を発症しているのかもしれません。
激しい運動は体力を使ってしまうためお勧めはしません。
ヨガ、ウォーキング、水泳などの軽めの運動をしましょう
性行為をすると体の中の「精」というエネルギーの源を消耗することになり、この「精」は腎に貯蔵されています。
そのため、性行為を過剰に行うと腎気にも悪影響が出るため、性行為は控え目にしましょう。
腎と関係のある太谿、照海、腎兪などに千年灸でお灸をしましょう。
腎を強くする食べ物は黒い物や粘り気なるものになります。
黒豆、ひじき、きくらげ、オクラ、山芋などを普段の食事に取り入れましょう。
今回のお話はあくまでも私の臨床経験からなるものなので医学的な理由はありません。
しかし、時間をかけて体を診ていくとこのような共通点があったため、やはりこの考えは無視できないものではないかと思っています。
ツボの反応としては特に太谿や照海に弱りが出やすいため、円形脱毛症でお悩みの方は是非1度ツボをチェックしてみてください。
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