当院での抗生物質服用後の皮膚カンジタ症の鍼灸治療の症例をご紹介いたします。
2019年11月来院。
もともと、慢性副鼻腔炎を持っており、花粉症の時期になり副鼻腔炎が悪化してしまったために耳鼻科にて抗生物質が処方されたため服用をする。
数日後には手がみるみる荒れれくるとともに、陰部にも痒みが出てくるようになる。
婦人科を受診するとカンジタと診断されたため、手湿疹もカンジタによるものが疑われる。
また、以前に何回か抗生物質を服用した後にカンジタに感染した経験がある。
肩こり、頭痛、手足の冷え、鼻づまり、副鼻腔炎、坐骨神経痛、生理痛、生理前の諸症状
肺経、および肝経の鬱熱による皮膚カンジタ症
合谷と太衝を使用。
鍼を打ってすぐに脈を確認すると弦数脈が落ち着く。
仕事の都合で翌週の来院が難しかったため、2週間後に来院していただくと初回の治療後から薬は一切使用していないとのことでしたが、劇的な改善を見せていました。
治療は計2回で終了。
抗生物質を服用後の皮膚カンジタ症でしたが、見事に1回の治療で改善した症例になります。
抗生物質は最近には有効ですが、真菌であるカンジタには効果がありません。
つまり、抗生物質を服用することで細菌はいなくなりますが、相対的に真菌が増えた状態になってしまうことが、抗生物質を服用後にカンジタを発症してしまう理由となります。
特に女性では抗生物質を服用することでカンジタになってしまう方は非常に多いため、注意が必要となります。
そして、今回のケースでは花粉シーズンによって副鼻腔炎が悪化していることからも肺経に熱がこもっておりました。
と陽医学では肺は皮膚と関係があるため、カンジタに感染したことで肝経だけではなく肺経にも影響が出たことで湿疹が出たと考えます。
全頭型脱毛症の鍼灸治療の症例
Contents 全頭型脱毛症の鍼灸治療の症例【33歳男性】全頭型脱毛症を発症した経緯その他の自覚症状弁証および治療について考察全頭型脱毛症の鍼灸治療の症例 当…
逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例集
Contents 逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例45歳女性 逆流性食道炎36歳 女性 逆流性食道炎逆流性食道炎に対する鍼灸治療の症例 ストレスや食後すぐに横…
アトピー性皮膚炎の鍼灸治療の症例
Contents アトピー性皮膚炎の鍼灸治療の症例【46歳女性】鍼灸治療を始めるまでの経緯その他の自覚症状弁証および治療について考察アトピー性皮膚炎の鍼灸治療の…
甲状腺機能低下症による円形脱毛症の鍼灸治療の症例
Contents 甲状腺機能低下症による円形脱毛症の鍼灸治療の症例【33歳女性】円形脱毛症を発症した経緯その他の自覚症状弁証および治療について考察甲状腺機能低下…
うつ病の症例
30代女性。 2人目出産後から両足の大腿部の内側に違和感を感じていたが、「完璧な母親でありたい」という思いから家事・育児にと奮闘しすぎたことにより産後うつとなる…
当院は完全予約制です。
施術中、問診中は電話に出られない場合がございます。時間をおいてからおかけ直し頂くか、お問わせフォームまたはLINEにてお願いいたします。
婦人科系疾患
不妊症・更年期障害・生理痛・生理不順・冷え性・子宮内膜症など
神経系疾患
うつ病・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠症・神経痛・神経麻痺など
皮膚科系疾患
アトピー性皮膚炎・ニキビ・円形脱毛症・湿疹など
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・肩こり・五十肩・腰痛・坐骨神経痛・腱鞘炎・頸肩腕症候群・捻挫など
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧・動悸・息切れなど
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪など
消化器系疾患
食欲不振・胃痛・慢性胃炎・潰瘍性大腸炎・逆流性食道炎など
眼科系疾患
眼精疲労・緑内障・仮性近視・結膜炎・かすみ眼・飛蚊症など
代謝・内分泌系
疾患
バセドウ病・糖尿病・痛風・貧血など
耳鼻咽喉科系
疾患
中耳炎・耳鳴り・難聴・花粉症・アレルギー性鼻炎・メニエール病など
泌尿器・
生殖器系疾患
膀胱炎・過活動膀胱・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大症など