肩こりに悩む日本人は非常に多くいますが、皆さんはどうでしょうか?
私は基本的には肩こりは感じませんが、人に触ってもらうと「硬い!」と言われることが良くあります。
また、事務作業やブログ執筆などを長時間していると、さすがに肩こりを感じることがあります。
本記事では自分が肩こりかどうかのチェックリスト、肩こりの原因や治療法、鍼灸治療の効果などについて解説していきます。
肩こりは日本人の身体のお悩み第1位と言っても過言ではないかもしれないほど、お悩みの方は多くいらっしゃいます。
肩こりは肩周囲の筋肉の血行不良による「凝り」が原因となり、酷い方では痛みを感じることがあり、中には鉄板でも入ってますか?と思わず言ってしまうほど筋肉がガチガチに凝り固まっている方もいます。
まずは自分が肩こりかどうかを簡単にチェックしてみましょう。
下記のような症状があれば肩こりと言えます。
いかがでしょうか?
おそらく、多くの方がいくつかの症状が当てはまるのではないかと思います。
同じ姿勢を取り続ける事によって筋肉の動きが低下し、血流の低下で様々な筋肉に負担が生じます。
それが日々繰り返されると、緊張が慢性的になり肩こりとなります。
特に現代人はデスクワークが増えているために、長時間のパソコン作業をする機会が増えています。
パソコン作業をする際に猫背になっていたり、足を組んだりしていませんか?
こういった姿勢の悪さは肩こりの原因となってきます。
ストレスと言えば職場やご近所との人間関係、家庭内、学校などありますが、現代人にとってはパソコン作業もかなりのストレスになっています。
ストレスが長期にかけて体にかかると体が緊張状態になってしまい、全身の血流が悪なることで肩こりが起きてしまいます。
また、歯の食いしばりはイライラした時などに無意識に行なってしまいますが、その他にも睡眠時やパソコン作業中にも無意識に行っていることもあります。
睡眠中であれば歯ぎしりとして誰かに指摘されることもありますが、問題はパソコン作業中です。パソコン作業中は自身で気をつけるしかありません。
口が閉じた状態で上の歯と下の歯が接触していると無意識に食いしばってしまいがちです。
そのため、パソコン作業中はだらしなく見えてしまいますが、口を半開きの状態で行なうことをお勧めします。
ただでさえパソコン作業は同一姿勢を保つため肩は凝りやすくなってしまいますが、さらに歯の食いしばりがあるようであればさらに凝りを助長してしまいます。
パソコンを使った仕事が多い現代人にとっては眼精疲労は常に付いて回る問題になりますが。
さらにスマートフォンやタブレットの普及により、仕事以外にも休日や通勤中にゲームする機会が増えているため、眼精疲労を起こしやすい時代になっています。
そのため、パソコンやスマートフォンの画面から出ているブルーライトの影響により眼精疲労がきっかけとなり、自律神経が乱れることで血流が悪くなり肩こりが起きやすくなってしまいます。
冷えの問題は冬場だけではなく、夏の冷房も関係してきます。
夏場の冷房の風が直接当たる場所にデスクがある場合は冷たい風を体に受け続けることになるため、体が冷えて筋肉が硬くなってしまいます。
痩せ型の女性に比較的見られるのが首・肩の筋力不足により頭部を支えることができないために肩がこっていると感じているケースです。
この場合は本人としては凝っていると感じますが、他覚的には凝っている感じはありません。
また、仕事でPC作業などの同一姿勢が長時間続く方は肩周辺の筋肉を動かしていないことで血流が悪くなっていることが原因で肩こりを生じます。
肩こりで最も気を付けなければいけないのが心疾患が隠れている場合です。
心疾患が原因で肩こりが出る場合は特徴があり、左肩に強い凝りを感じたり、歯が痛いといった症状を伴うことがあります。
こういった症状がある場合は要注意です。
肩こりの治療は色々な選択肢がありますが、ここでは整形外科、接骨院、マッサージ、整体・カイロプラクティックでの肩こりの治療についてご紹介していきます。
整形外科で肩こりの治療を行う方はほとんどいないかと思います。
治療に関しては基本的にはホットパック、電気、場合によっては首の牽引などが主体となります。
しかし、整形外科ではレントゲンを撮ることができるため、ただの肩こりだと思っていたら実は他の問題が見つかることもあります。
こういったことが原因で肩こりが起きている可能性もあるため、心配な方は整形外科にてレントゲンを撮るというのも1つの手ではあります。
肩こりの治療で接骨院を選択される方は非常に多いかと思います。
その理由はおそらく、一番安いからではないかと思います。
治療内容としては電気、ホットパック、赤外線、マッサージが主体になっているかと思います。
しかし、ご存じない方も多いかもしれませんが、接骨院では肩こりの治療は保健適用外になります。
接骨院で保険が適用されるのは以下の場合となります。
このような外傷の場合だけになり、肩こりは含まれておりません。
そのため、何も説明なく接骨院で肩こりの治療に保険が使えている場合は注意が必要なります。
ただし、接骨院でも鍼灸治療を行っている場合は保健適用となります。
マッサージは凝り固まった筋肉をほぐしていく治療になります。
しかし、本来マッサージを行うことができるのは按摩・マッサージ・指圧師のみとなります。
街中にあるリラクゼーションマッサージは「治療ではなく慰安」であるため、気持ちよさを優先させることになり、肩こりに対してはその場しのぎになってしまいます。
本当にマッサージで治療をしたい場合は按摩・マッサージ・指圧師の国家資格を持っているマッサージの治療院へ行かれることをお勧めしますが、こういった治療院は非常に少ないのが現状になります。
肩こりの治療で整体やカイロプラクティックを選択される方も比較的多いかもしれません。
治療内容としては簡単なマッサージや骨格の矯正などが行われます。
しかし、こういったところでの治療はやはり注意が必要となります。
カイロプラクティックに関しては日本では国家資格となっておりませんが、海外では国家資格が存在します。
そのため、日本では意味のない資格になってしまいますが、まだ海外で国家資格を取得している方のところで治療を受けた方が安心できます。
また、整体に関しても国家資格は存在しないため、いつでもだれでも開業できてしまいます。
つまり、解剖学の知識なども浅い状態でも施術できてしまうため、ご注意ください。
おそらく、大きなトラブルが起きたとしても補償はない可能性が高くなります。
多くの方が鍼灸治療をはじめるきっかけとなるのが肩こりになります。
肩こりに対して鍼灸治療は非常に効果がありますが、注意しなければいけない点もあります。
肩こりに対する鍼灸治療の効果は非常に高くなっており、多くの方が治療を受けられております。
おそらく、鍼灸治療を受けるきかっけとして最も多いのが、肩こりではないかと思います。
鍼灸治療でも肩こりの治療は色々なやり方があります。
現在の鍼灸治療で主流となっているのが、肩周辺にたくさんの鍼を打つという単純な治療法になります。
中には肩周辺に打つが、トリガーポイントという肩こりの原因となっている筋肉に対してピンポイントで鍼を打つという治療法もあります。
鍼灸治療は鍼を打つことで凝り固まった筋肉の緊張を緩和させ、血流が改善されることで肩こりが楽になります。
一度の施術でもかなり楽になることが多いですが、しっかりと継続することで肩こりが改善していきます。
当院での肩こりに対しての鍼灸治療のやり方は他の鍼灸院とはかなり違っております。
ほとんどの鍼灸院では肩こりに対しては肩周辺に鍼を打ちますが、こういった治療は対処療法でしかないため、当院ではこのような鍼灸施術は行っておりません。
当院ではまずは肩こりの原因となっている一人ひとりの体質を見極めるところから始まります。
そして、この体質に合わせた鍼灸施術を行うことで肩こりを改善していきます。
そのため、肩周辺に鍼を打つのではなく、頭部、手足、時にはお腹などに鍼を刺すことで肩こりの原因となっている体質を根本から改善していきます。
【東洋医学での肩こりの原因となる体質】
肩こりの原因となる体質は非常に多いため、しっかりと一人ひとりの体質を見極めていくことが重要となります。
肩こりを鍼灸治療で改善する時には少し注意しなければならない点があります。
しかし、この注意点は患者様側ではなく、施術者側のお話になります。
ほとんどの鍼灸院では肩周辺に鍼を打つことになりますが、この施術方法が少し危険を伴います。
どのような危険かというと「気胸」という問題です。
気胸とは肺に穴が開いてしまい、呼吸をする時に肺が膨らまなくなってしまっている状態です。
実際にこのトラブルは鍼灸業界では毎年起きている問題であり、特に肩周辺に鍼を刺す場合は注意が必要となります。
しかし、当院では肩こりの方に肩周辺に鍼を刺すことはまずないため、このような問題はございません。
また、他の問題で肩周辺に刺すことはありますが、「横刺」という筋肉に対して平行に刺す方法を行っております。
肩こりの原因は様々ありますが、中には重篤な病気が隠れていることもあります。
しかし、大半の方の方頃の原因は運動不足やストレスとなります。
そのため、肩コリを解消するために一番大切なことはストレス発散と運動を行うことになります。
また、肩こりに対して鍼灸治療は非常に効果があり、鍼灸治療をはじめるきっかけにもなります。
自分ではどうやってもなかなか改善しない、他の治療院でなかなか改善しない方は当院の鍼灸施術がお力になれるかもしれませんので、ご相談ください。
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