痩せるツボがあるのならぜひ知りたい方、ツボを押すだけで本当に痩せる効果があるのか知りたいと考えていませんか?
誰でもツボを押すだけで痩せることができるなら簡単に続けられるし、うれしいと思います。
しかし、世の中そんなに甘くはありません。
今回は痩せるツボは存在しないという話とダイエットの基本は運動と食事制限であるということについてのお話になります。
本屋では痩せるツボが紹介されている本が売れているようですが、鍼灸師である私からするとツボ押しで痩せることはないと言えますし、本当に痩せるのであればノーベル賞級ではないかと思います。
まず、痩せるツボが本当に効果があるなら誰もダイエットで苦労はしないと思います。
私自身も太りやすい体質であり、気を抜くと10キロ増量でしたら2か月もかからず達成できます。
そのため、本当に痩せるツボに効果があるのであれば、すでに鍼灸師である私は取り入れています。
しかし、取り入れていない理由は効果がないからです。
もし多くの方に効果が認められるのであれば、病院の肥満外来などで保険適用になっていてもおかしくないと思います。
また、保険適用まではいかずとも、病院でも積極的に取り入れているのではないかと思います。
今年の7月に深夜番組である「それって実際どうなのか?」という番組でこのような企画が放送されていました。
「1週間ツボを押し続けたら本当に痩せるのか徹底検証!」
この企画に挑戦したのは餅田コシヒカリという女性芸人さんです。
この方はかなりのぽっちゃり体系のため、企画にチャレンジするには分かりやすい体系と言えます。
では、先に結果をお伝えすると以下のような結果になりました。
いや、効果出てるじゃん!と思われる方が大半かと思いますが、実はこの企画ではちゃんと検証ができていません。
ちゃんと検証ができていないとはどういうことかというと、1日の摂取カロリーが2,500キロカロリーに制限されていました。
では、この企画に挑戦した餅田コシヒカリさんの体系から推測できる1日の摂取カロリーはおそらく2,500キロカロリー以上は摂っていることでしょう。
2,500キロカロリー以下の食生活でこの体系になることは非常に考えにくいと思いますし、ひょっとすると他の病気が考えられます。
つまり、この検証ではツボ押しで痩せたというよりは1日の摂取カロリーが通常よりも下回った結果ではないかと言えます。
誰でも摂取カロリーが減れば痩せるのは当然です。
この企画を成立させるためには餅田コシヒカリさんには普段と変わらない食生活をしてもらう必要があったと思います。
痩せるツボって足が効果あり!?『それって!?実際どうなの課』で明かされた真実
耳つぼダイエットも痩せるツボと同じことが言えます。
耳ツボを刺激するだけで痩せるのであればだれも苦労しません。
また、耳つぼダイエットでよく言われるのが、サプリメントも一緒に摂取することをおすすめされるということです。
もし痩せることができたとしても、それは耳ツボによる効果かどうかは怪しいのではないかと思います。
ダイエットの基本は運動と食事制限です。
これは誰でも知っていることかと思いますが、これができない方が安易に痩せつぼや耳つぼダイエットに頼ってしまうのではないかと思います。
もし仮に痩せるツボや耳ツボ+食事制限で痩せたとしても、その後は確実にリバウンドが待っています。
もし、本当に痩せたいのであれば健康的に痩せる必要があるため、ツボ押しに頼るのではなく生活習慣を見直しましょう。
私は今年の4月から4ヶ月かけて10キロ減量しているため、私の減量方法もあわせてご紹介します。
痩せるために改善するポイントは以下になります。
まずは運動する習慣をつけるようにしましょう。
また、運動習慣をつけるということはダイエット期間だけ行うのではなく、ダイエット終了後にも行うということです。
ダイエット終了後にも運動を続けるということはリバウンドの予防にも繋がります。
私は週3回のジム通いと通勤は徒歩にしております。
主食である白米を玄米に変える。
今の時代は糖質制限ダイエットが主流となっていますが、毎食糖質を抜くのは非常に大変です。
そこで、主食を白米から玄米に変えることで、糖質制限気持ち的にかなり楽になります。
気になる白米と玄米の糖質量の違いですが、ほとんど白米と変わりはありません。
しかし、玄米の方が食後の血糖値の上昇が緩やかなため、脂肪にも変わりにくく、さらに白米よりも固いため自然と咀嚼回数が増えるため、普段食べている白米の量よりも減らしても満腹感があります。
そのため、糖質制限が厳しい方にはおすすめできます。
3食すべてを玄米に変えるのも良いですが、まとめて炊いて冷凍しておき、夕食だけ玄米に変えるという方法もあります。
食事内容は糖質制限も大事ですが、それ以上にタンパク質と野菜を多めにとることも重要です。
痩せるためには筋肉をつける必要がありますが、筋肉をつけるためにはタンパク質が必要です。
また、体の疲労をとるためにもビタミンも必要不可欠となります。
そして、タンパク質を取る際はできるだけ油を使わないように注意しましょう。
ちなみに体に良いからといってオリーブオイルをたくさん使っていては結果的に脂肪をたくさん摂っていることになるため、逆効果となります。
1日のタンパク質摂取量の目安はこちらを参照ください。
【タンパク質とむくみの関係】女性のむくみの原因は食事が原因かも?
甘いものが食べたくなったら、ローソンの麦パンを食べるようにしましょう。
ダイエットの敵となるのが、甘い食べ物です。
私も甘党のため、減量期間中はかなり我慢していますが、この問題をある程度解決できるのがローソンで販売されている麦パンです。
こちらは低糖質パンになりますが、いろいろな種類のパンがあり、中にはチョコレートやドーナツがあります。
糖質制限ダイエットを行う際に必要となるのが、チートデイです。
チートデイは食事制限により落ちてしまった代謝を一時的にもとに戻すために、1日だけ好きなものを食べても良い日になります。
このチートデイのポイントは「1日だけ」になります。
頑張ったからもう1日だけ・・・という甘い考えではチートデイの意味がありません。
私がチートデイを設ける目安は体重が3~4日間変動しなくなったタイミングになり、大体2週間を目安にしております。
また、チートデイの翌日は体重が1~2キロほど必ず増えますが、翌日から食事制限を行うことによってしっかり落ちるようになります。
私はあまりおすすめしませんが、3食のうちの1食をプロテインに置き換える方法もあります。
もし、1食をプロテインに置き換えるのであれば、私は朝食にすることをおすすめします。
また、プロテインだけではなく、卵、フルーツ、野菜なども食べるようにしましょう。
※女性の場合は大豆から作られたソイプロテインをおすすめします。
できるだけ楽にやせたいというのは誰しもが思うことです。
そのため、ツボ押しで痩せる、耳ツボで痩せるというのは興味がある方はすぐに飛びついてしまいそうですが、そんなに甘いものではありません。
ダイエットをする際には脂肪が落ちますが、一緒に筋肉も落ちてしまいます。
筋肉が落ちれば代謝が落ちてしまうため、より太りやすい体質になってしまいます。
そのため、リバウンドしないためにも脂肪を落としつつ、筋肉量を維持するためにも運動は不可欠になります。
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