【鍼灸師が厳選】ホットフラッシュ対策におすすめのツボ4選! 名古屋市中川区高畑の蓬祥鍼灸院

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【鍼灸師が厳選】ホットフラッシュ対策におすすめのツボ4選!

名古屋の蓬祥鍼灸院の長谷川です。

更年期障害によるホットフラッシュが辛くてお悩みの方へ。

突然起きるホットフラッシュはのぼせる辛さもありますが、大量の汗をかいてしまうため人の目も気になってしまうため、自分でできる対策がないか気になっていませんか?

今回は更年期によるホットフラッシュ対策について鍼灸師がおすすめのツボを4つご紹介していきます。

【鍼灸師が厳選】ホットフラッシュ対策におすすめのツボ4選!

ホットフラッシュに悩む女性

更年期によるホットフラッシュ対策におすすめのツボは以下の4つになります。

これらのツボは実際に私が更年期障害によるホットフラッシュでお悩みの方がお越しになった際に使用頻度の高いツボになります。

そのため、この4つのツボに対してツボ押しやお灸を試してみましょう。

 

気を引き下げる効果の高い「気海」

気海 ツボ

ツボの場所は臍の下から指3本分下になります。

このツボは更年期の方の多くがかなり凹んでいる場所になるためわかりやすいのではないかと思います。

人によっては穴が空いているのではないかと思うほどこの場所だけ凹んでいることもあります。

このツボの効果は「気の海」と書くだけあって、身体のエネルギーを補充する効果がありますが、さらに上昇してしまったエネルギーを下げる効果もあります。

ホットフラッシュはまさにエネルギーが身体の上に行ってしまっている状態ともいえるため、このツボに凹みがある方はツボ押しよりもお灸をすることをおすすめいたします。

 

熱を取る効果の高い「照海」

照海というツボは足の内側のくるぶしから親指1本ほど下の場所になります。

この部分も人によっては凹みやたるみがあったり、押すとかなりの痛みが出ることがあります。

このツボの効果は身体の熱を取る効果とともに、身体に潤いを与える効果があります。

ホットフラッシュは身体の水分量が低下することで熱や気の上昇が起こっていることで発生すると東洋医学では考えます。

そのため、ホットフラッシュでお悩みの方だけではなく、更年期による頭痛、肩こり、めまいなどでお悩みの方にも非常におすすめのツボとなります。

実際に私もこのツボの使用頻度はかなり高く、現代人はこのツボに反応が出ている方も多くいらっしゃいます。

 

腎のエネルギーを補う「太谿」

太谿というツボは足の内側のくるぶしとアキレス腱の間の動脈拍動部にあるツボになります。

このツボは腎のエネルギーを補う効果の高いツボになります。

ホットフラッシュは更年期による1つの症状になりますが、更年期による身体の不調の1番の原因は腎の弱りとなります。

そのため、先ほどの照海と同様にホットフラッシュだけではなく、更年期による身体の不調全般にもおすすめのツボになります。

また、このツボは年齢問わず弱っている方も多くいるため、触った時に凹んでいる感じがあれば腎の弱りが考えられます。

ツボの場所も比較的わかりやすい場所のため、さっそく確認してみましょう。

 

ストレスに効果の高い「合谷」

合谷は非常に有名なツボになりますが、このツボはストレスがある場合に非常に反応が出るツボになります。

そのため、多くの方がこのツボを押すと非常に痛がる傾向があります。

また、このツボはストレス以外にも身体の熱を取る効果もあるため、ホットフラッシュにも効果があります。

合谷に関してはこちらを参照ください。

 

ホットフラッシュ対策のためのセルフケア

更年期障害

ご自身でも簡単にできるホットフラッシュ対策は以下の3つあります。

  • 自律神経を整える
  • 大豆製品の摂取
  • こまめな水分補給

 

自律神経を整える

ホットフラッシュは更年期による自律神経の調節がうまくいかないことが原因となっています。

そのため、自律神経を整えることも重要です。

  • ストレス発散
  • 適度な運動
  • ヒリングミュージックを聞く
  • 半身浴
  • 腹式呼吸
  • 規則正しい生活

このようなこと普段の日常生活でも取り入れることが大切となります。

 

大豆製品でホルモンバランスを整える

ホットフラッシュは更年期による自律神経の乱れが原因となりますが、更年期自体の原因は女性ホルモンであるエストロゲンの不足になります。

そのため、大豆製品を多めに摂るようにしましょう。

大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンを補う働きがあるため、大豆製品を食べることで女性ホルモンのバランスが整うことが期待できます。

  • 毎食、豆腐を食べるのも良し
  • 毎朝豆乳を飲むのも良し
  • 運動しているのであればソイプロテインを摂るも良し

病院でのホルモン補充という選択肢をあまりとりたくないという方は大豆の力に頼ってみましょう。

 

水分摂取をこまめにする

ホットフラッシュでお悩みの場合でも水分摂取はこまめに行いましょう。

ホットフラッシュにより汗が噴き出てしまうと、汗をかかないよう水分摂取を控える方も中にはいらっしゃいます。

しかし、これでは脱水症状になってしまいます。

脱水症状を防ぐという意味でも水分補給はこまめに行うようにしましょう。

更年期障害について

 

ホットフラッシュ対策として気になる漢方薬の効果

漢方薬

ホットフラッシュ対策として漢方薬を服用することを選択される方もいますが、効果が気になる方もいらっしゃるかと思います。

そのため、ホットフラッシュに対する漢方薬の効果についてもお話していきます。

 

手軽に始めるなら命の母から

ホットフラッシュ対策として漢方薬を始める場合、いきなり婦人科や漢方薬局へ行くという方法もありますが、まずは市販の「命の母」から始めるのが手軽と言えます。

手軽に始められるのはいいが実際に効果の方はどうか?ですが、やはり個人差があると言えます。

徐々に効果が出てきたという声もあれば、全然効果がないという方もいらっしゃいます。

 

注意していただきたいのが、命の母Aと命の母ホワイトの2種類ありますが、更年期の症状に対しては命の母Aが適しています。

命の母ホワイトは生理の不調の改善を目的として服用するものになるため、この部分で間違えないようにしましょう。

命の母Aと命の母ホワイトの違いについてはこちらを参照ください。

 

処方が間違っていれば効果はなし

ホットフラッシュ対策として病院や漢方薬局などで処方された漢方薬を飲んでもなかなか改善されないという方も実はかなりいらっしゃいます。

この場合は漢方薬の処方が間違っていることが原因となります。

よくある処方の仕方としてホットフラッシュだからこの漢方薬、更年期障害だからこの漢方薬というように症状や病名で漢方薬を処方してしまう場合があります。

しかし、この処方の仕方は大きな間違いです。

漢方薬も東洋医学となるため、更年期によるホットフラッシュがなぜ起きているのかを東洋医学的に分析し、一人ひとりにあった処方をしなければいけません。

東洋医学的な分析をするにあたっては問診以外にも脈診、舌診、腹診などを行う必要があるため、こういった東洋医学独特の手法を用いているかどうか患者側としてチェックしてきましょう。

※ただし、漢方薬局では脈診や腹診など患者さんの体に触れる行為が禁止されています。

 

更年期によるホットフラッシュ対策は鍼灸治療も検討ください

照海への鍼治療

ご自身でのホットフラッシュ対策や病院での治療や漢方薬でなかなか改善されない場合は鍼灸治療もご検討いただければと思います。

 

東洋医学から考えるホットフラッシュ

西洋医学では更年期による自律神経の乱れが原因で起きるホットフラッシュですが、東洋医学では主に「陰虚」という加齢や体を冷やすための水が不足している状態になることで発症します。

陰虚の状態は体を冷やすための水が不足している状態であるため、相対的に体は熱傾向になってしまいます。

この熱がホットフラッシュとなって突然ののぼせや汗の原因となります。

さらに汗をかくことにより水分が不足してしまうため、こまめな水分摂取が必要となります。

 

ホットフラッシュに対する鍼灸治療

ホットフラッシュに対する鍼灸治療は先ほどの陰虚という体質を治療していくことになります。

陰虚に対しての鍼灸治療で使用するツボは先ほど要チェックのツボでもご紹介した、気海、照海、太ケイなどのツボの反応を診て鍼治療を行っていきます。

その他にも肝鬱化火というストレスが原因でホットフラッシュが起きている場合もありますが、この辺りは一人ひとり違ってくるため、ケースバイケースになります。

1時間おきに起きるほどの酷いホットフラッシュの場合は患者さんによってはその場で治療効果を実感できる方もいらっしゃいます。

治療期間としてはホットフラッシュだけであれば早い方で1ヶ月ほど、ホットフラッシュだけではなく更年期障害全体の治療となると3~6か月ほどが目安になります。

当院で更年期障害の治療をされた患者様の声

 

ホットフラッシュ対策におすすめのツボのまとめ

ホットフラッシュは更年期障害の症状の1つではありますが、人によっては非常に不快な症状となってしまいます。

今回は実際にホットフラッシュでお悩みの方に使う頻度が高いツボを4つご紹介いたしました。

どのツボもそんなにわかりにくいツボではないと思うため、まずはツボの状態をチェックしてみましょう。

そして、自分でできる対策を試していただいたうえで、1ヶ月ほど経過しても改善の兆しが見られない場合は婦人科を受診したり、漢方薬局で漢方薬を処方してもらいましょう。

もし、それでも改善されない場合は鍼灸治療もご検討いただければと思います。

プロフィール


【国家資格】

はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師

【鍼灸師になったきっかけ】

小学校から専門学校までバスケットボールをしており、高校時代に某高校のバスケットボール部のトレーナーをしている方の鍼灸院に怪我の治療でお世話になったことがきっかけ。
高校卒業後はスポーツトレーナーを目指し、トライデントスポーツ健康科学専門学校※現名古屋平成看護医療専門学校に通い、卒業後に名古屋鍼灸学校にて2009年にはり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師国家資格を取得。
現在は不妊症をはじめとした婦人科疾患や皮膚疾患、精神疾患などの治療に力を入れております。

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