まだ結婚したばかりのため、不妊とは言えないが妊活をしているため妊娠しやすい性交のタイミングがあれば知りたいと考えている方へ。
妊娠しやすい時期は排卵日付近であることは間違いありませんが、排卵日にこだわる必要はありません。
今回は妊活中の方に知ってほしい妊娠しやすい性交のタイミング、自然妊娠の確率などについて不妊治療にも携わる鍼灸師がお話していきます。
自然妊娠するためには排卵日を狙って性交をする必要があります。
しかし、夫の仕事が忙しかったり、出張などでタイミングが合わないこともあるかと思いますが、それほど排卵日にこだわる必要はありません。
妊活中の方に妊娠するための性交のタイミングについてまず知っていただきたいのは、性交のタイミングは排卵日でなくてもOKということです。
多くの方は排卵日に性交をする必要があると考えられていますが、実は排卵日でなくても妊娠することは可能です。
実際に当院に不妊治療で来られている患者様の中でも「今回はタイミング的に絶対妊娠はない」と言われていたにもかかわらず、自然妊娠できたという方は結構いらっしゃいます。
また、排卵日を気にしすぎるとお互いに変なプレッシャーがかかってしまいます。
妊娠するための性交のタイミングは排卵日の1週間前からチャンスがあります。
その理由は精子の寿命が関係してきます。
精子の寿命というのは一般的には72時間、つまり3日間になりますが、元気な精子に関しては1週間ほど女性の体内で生存することができます。
また、排卵後の卵子の寿命は約1日とされています。
そのため、自然妊娠を目指す場合は排卵日の1週間ほど前~排卵後に性交を行うことをおすすめします。
ただし、夫の精子に問題がないことが条件となります。
夫が仕事で夜疲れているなら、朝に成功のタイミングを取ってみてはいかがでしょうか?
性交というとどうしてもよるというイメージがありますが、夜はお互いに疲れているというデメリットがあります。
朝に性交をすることに関してもデメリットは確かにありますが、メリットもあります。
1番のメリットはしっかりと睡眠をとることで体が疲れていない状態であるということです。
時々ですが、なかなか子供ができないと悩んでいる方にお話を聞くと夫が疲れていてほとんど性交をしてくれない「レス」という方もいらっしゃいます。
こういった場合はしっかりと睡眠をとり、朝にチャレンジしてみましょう。
妊活中の方によくあるのがタイミングを取って性交すれば妊娠できるという考え方です。
しかし、この考え方は少し間違っています。
自然妊娠の確率は意外と低くいということはご存じでしょうか?
実は自然妊娠の確率は健康な20代の男女の1回の性交でもわずか30%程度ということです。
当然、年齢が上がるにつれてこの確率は下がっていきますし、何か不妊の原因がある場合も確率は下がっていくことになります。
つまり、期待しすぎないことも大切です。
そのため、ご自身の年齢や体の状態を考慮した上で、すぐに自然妊娠できなくても落ち込まないようにしましょう。
少しでも妊娠の可能性を高めるためには性交の回数は多い方が妊娠できるチャンスは増えることになります。
「確率」という点で考えればそれほど変わりはありませんが、性交の回数が多い方が「チャンス」は増えます。
宝くじでも10枚よりも30枚、30枚よりも50枚、50枚よりも100枚買った方が高額当選するチャンスは増えてきます。
日本人は世界的に見ても性交の回数が極端に低いと言われていますが、これは日本人が働き過ぎということも関係してきます。
結局、仕事で疲れて夫婦生活ができないという夫婦は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、自然妊娠を目指すのであればやはり性交の回数は大切ではないかと思います。
妊活中の夫婦に最低限しておきたいことは以下の2点になります。
ブライダルチェックを受ける。
本来、ブライダルチェックは結婚前のカップルが受けるものですが、結婚後に妊活を始める前に受けてみましょう。
ブライダルチェックに関しては以下を参照ください。
【年齢は関係なし】結婚するならブライダルチェックを受けるべき理由】
基礎体温は付ける目的は以下の2点になります。
一般的には排卵日は生理が始まってから2週間後と言われていますが、すべての方がこのタイミングで排卵が起きるわけではありません。
そのため、基礎体温を測り、自分の排卵日がいつなのかを知る必要があります。
3ヶ月ほどつければ自身の排卵のリズムが分かってきます。
また、もし、基礎体温に乱れがあれば検査を受けることもできます。
是非、妊活を始めるのであれば基礎体温は付けるようにしましょう。
基礎体温の測り方は以下を参照ください。
【意外と知らない基礎体温の正しい測り方【詳しく解説します】】
妊活中の方に知っていただきたいことは妊娠するための性交のタイミングは必ず排卵日でなくても大丈夫ということです。
むしろ、排卵日にしなければいけないという考えを持ってしまうと、お互いに追うレッシャーがかかってしまったり、仕事の関係でタイミングが合わない、義務的になってしまうということになってしまいます。
しかし、排卵日の1週間前からチャンスがあるということを知っていただければこういったことは回避することができます。
また、自然妊娠の確率もそれほど高いわけではないため、1回の性交で期待しすぎないようにしましょう。
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